今回お送りする不動産用語は「レインズ」です。

みなさんは「レインズ」という言葉をご存じでしょうか?
不動産業界にお勤めの方や宅建を勉強している方はご存知だと思いますが、レインズという言葉は一般の方にはあまり知られていません。

そこで本日はレインズについてご説明したいと思います。

レインズとは、、、

レインズとは

そもそもレインズとは不動産流通標準情報システムの英語訳:Real Estate Information Network System
の頭文字をとって「REINS」と略しています。

ではと言いたいところですが、不動産流通標準情報システムを説明する前に、媒介契約について知っておかなければいけません。

媒介契約とは、、、

媒介契約とは

媒介契約というのは、依頼主(オーナーさん)から媒介や代理の依頼を受けた宅建業者は媒介契約書を作成して、依頼者に交付しなければいけません。

平たく言うと、オーナーさんは、自分の持っている物件に空室が出たのでお客さん連れてきて下さい。って宅建業者にお願いするわけです。
宅建業者は「はい、わかりました」ということで入居者を探すという流れですね。

その際に結ぶ契約が媒介契約です。

媒介契約は大きく分けると、

・一般媒介契約:他の宅建業者に依頼してもよく、また、自身でお客様を探し取引してもよい。
・専任媒介契約:他の宅建業者に重ねて依頼する事はできないが、自身でお客様を探し取引してもよい。
・専属専任媒介契約:他の宅建業者に重ねて依頼する事はできず、かつ、自身でお客様を探し取引する事もできない。

上記の3種類あります。
(内容としてはもう少しあるのですが、ここではレインズの解説なので今回は割愛します。)

媒介契約を結ぶ際、依頼者は3種類の媒介契約の中からどれか選びます。

お待ちかね、ここでREINSが出てきます。

REINSに登録する義務がある!

REINSに登録する義務がある

先程の媒介契約の中で専任媒介契約と専属専任媒介契約があったのを思い出して下さい。

実は、専任媒介契約と専属専任媒介契約の場合、宅建業者の義務として、依頼された物件を指定流通機構へ登録しなくてはいけません。

その指定流通機構に登録する際に採用されているシステムが「REINS」です。

なので、REINSにはかなりの数の物件が登録されています。

ちなみに一般媒介契約の場合、REINSへの登録は義務化はされてはいませんが登録しても構いません。

ではなぜ一般の方はREINSを知らないのか。

インターネットが普及した現在、多くの方がネットを利用して物件を探すことができます。

以前の家探しは不動産屋さんに来店して希望等を伝え、物件を紹介してもらうというスタンスが主流でした。
そのような場合、不動産屋さんはREINSを使ってお客様のご希望の物件を探します。

REINSのそもそもの目的は業者間同士での情報共有によりお客様にスムーズに物件を紹介し、物件の流通をより高めようという目的で作られました。

前提として業者間同士での情報共有のために作られたので、REINSは一般の方は見ることができません。

なので知らなくて当然です。

なるほど!

実際、REINSは便利なので広く使われておりますが、オーナーさんの中には「もうREINSは古い」という方もいらっしゃいます。
今はいかに自社サイトにお客様を呼び込めるかにかかっていると思います。
少し突っ込んだ話になりますが、自社サイトにお客様を飛び込める元付業者は伸びていくと思います。
なぜかというと、REINS経由だと業者が必ず2社入ってしまうので、手数料は片方からしかもらえませんが、自社サイトからお客様を呼び込めればお客様からもオーナー様からも手数料がもらえるからです。いわゆる両手ってやつですね!

ここまで難しい言葉も含めて説明してきましたが、
・REINSとは、宅建業者間同士の物件情報を流通させるためのネットワークシステム
・REINSを管轄しているのが指定流通機構

という事です。