押さえておきたい第一印象を良くする3つの重要ワード!

第一印象は、とても大切です。
なぜかと言うと、第一印象というものはなかなか覆らない事が多いからです。
第一印象を良くする事が出来れば、その後の人間関係や仕事もスムーズになりやすいですし、第一印象があまり良くないと、その後の行いも悪く見えてしまったりします。

面接などの場では第一印象だけで合否が分かれてしまうケースもあります。
初対面の際の好感度というのは、思った以上に重要だったりします。
そこで、第一印象アップに向けたポイントを下記にまとめました。

1.身だしなみを整えよう

身だしなみを整えよう

メラビアンの法則というものがあり、人は目から入ってきた情報が一番強い事が実証されています。
情報を視覚・聴覚・言語と分類すると、半数以上は視覚が決め手になっていて、次いで聴覚、言語となります。
第一印象は会って数秒で決めるとも言われますが、まずは身だしなみに気を配りましょう。

基本的に重要なのは、清潔感です。

服や髪がだらしなくならないよう気をつけましょう。
意外と見落としがちなのが靴ですが、靴も日頃から手入れをするよう心がけましょう。

また、しっかりと着こなす事も重要です。
ネクタイ着用し、しっかりと締めるだけでも相手にビシッとした印象を持ってもらえます。
また、時と場合に応じて服装などは着こなしを変えられるとベストです。

たとえば、ファッショナブルな会社で働く際は、あまりガチガチのビジネススーツでは少し違和感が出てしまうかも知れません。
そういった場合は、周りに合わせてカジュアルスーツにしたりするなど、適宜、着こなしを変えられるとベストです。

また、姿勢や動作に関しても相手の視覚情報となります。
直立したときの姿勢や座ったときの姿勢、話すときの動作などが相手から見てどう映るかにも気を配りましょう。
大人の女性の場合、人と接する席ではノーメイクだと相手にとって失礼にあたるので、適度なお化粧をするようにしましょう。

2.笑顔を心がけよう

笑顔を心がけよう

不衛生な感じよりは清潔な方が望ましいのと同じく、ぶっきらぼうなよりは笑顔の方が断然、好印象です。
笑顔が少し苦手なシャイな方は、ぜひ鏡の前で笑顔の練習をしてみて下さい。

笑顔を心がける他の理由としては、自分の置かれた立場です。

第一印象を良くしたいと考えるケースは、自分がお客さんではない場合がほとんどの状況だと思います。
自分がお客さんではない状況であれば、相手に笑顔で対応してもらうのではなく、自分から笑顔になる事を心がけましょう。
人は、相手の笑顔につられて自分も笑顔になるものです。

3.会話について

会話について

メラビアンの法則では視覚情報が圧倒的に優位でしたが、聴覚情報である会話も非常に重要です。
会話の際に大切なポイントとしては…

・自分から挨拶や自己紹介をする
・はっきりとした口調で話す
・相手の話をしっかり聞く、姿勢、否定しない
・きちんと相手の目を見て話す
・名前を呼ぶ
・相手が何を求めているのかを踏まえて話す

こういった項目が大切になります。
自分から元気に爽やかな挨拶を行えると好印象です。
自己紹介に関しても、自分から率先して行いましょう。
特に取引先などへ営業に行った際は、自分から名刺を差し出し、自分から簡単な自己紹介をするのが礼儀となっています。

口調に関しては必要以上に大きな声を出す必要はありませんが、聞き取りづらい感じだと相手からの心象が良くないので、はっきりとした口調で相手が聞き取りやすい発音を心がけましょう。
また、相手の話をしっかりと聞くのも重要なポイントです。
会話というのは、キャッチボールです。
相手の話を途中でさえぎったりするような事はせず、きちんと相手の話に区切りがついた段階で自分も話しましょう。

視線に関しては、きちんと相手の目を見て話す事が大切です。
目を合わせずに話すのは失礼にあたってしまったり、相手を不安にさせたり、不審な気持ちも持たれてしまいます。
あまり見つめすぎるのも良くないですが、基本的にはきちんと相手の目を見て話す事を意識しましょう。

会話の節々で、相手の名前を出して話をするのも親近感が湧いて効果的です。

そして一番は、相手が何を求めているのかを踏まえて会話を展開する事です。
これは面接などの席でも合コンなどの席でも非常に重要です。

就職の面接では、企業がどういった人材を求めているのかを把握したうえで、自分は何が出来るのかをきちんと伝えられるかどうかが鍵になります。
また、合コンなどプライベートな席でも、相手が面白い楽しい話を求めているのか、それとも真面目な話を求めているのかどうかなどを見極められて会話が出来るかどうかは重要となってきます。
場合によっては自分の肩書きを伝えると好印象を得られたりするので、そこは相手の様子や欲求、会話の流れなどを読みつつ、自慢にならない程度に紹介してみるのも効果的です。

普段の姿勢から第一印象も形成される部分は多々ありますが、ちょっとしたポイントをあらためて確認してみるだけで、他人から見た自分の印象が飛躍的にアップしたりするものです。
第一印象を良くしようとして損はないので、ぜひ取り組んでみて下さい。