今日の気になる不動産用語は「コーポラティブハウス」です。
今回はコーポラティブハウスについてご紹介したいと思います。
コーポラティブハウスとは、、、
そもそもなんですか?という話ですよね。
コーポラティブハウスとは、住宅を購入したい人同士が集まり、集まったみんなで集合住宅を作っていく形です。
注文住宅の集合住宅バージョンという感じです。
土地の購入から始まり、設計、建築、引き渡しという流れになり、すべての工程に関わる事ができます。
ただ、一般の方々のみで全てを行うのは難しいので、コーポラティブハウスをプロデュースしてくれるプロの方々といっしょに作り上げていくのが主流となっています。
「家」に「人」が合わすのではなく、「人」に「家」を合わせる集合住宅となります。
良好なコミュニティの形成ができる!
コーポラティブハウスのメリットのひとつは購入希望者同士で作り上げていく点にあります。
分譲マンションの場合だと上の階にどういう方が住んでいるか知らない事はよくあります。
コーポラティブハウスの場合、住民同士のコミュニティが住宅の制作過程から育まれていくので、どのような方が住んでいるかというのがわかるので安心です。
また、自分たちのライフスタイルに合った間取りやデザイン、設備等を選べる点は大きなメリットだと思います。
お子様がいらっしゃる方やご両親と住むご予定の方や、その人それぞれに合った住まいというものがありますので、そのような部分まで相談できるのは嬉しい事ですね。
また、専有部分だけではなく、共用部分に関しても住民の方々と相談して作り上げていくことができます。
外国の住宅のように共用部を中心に円を描くように住宅が配置され、共用部を石畳のお洒落なコーポラティブハウスを建てることも可能です。
今現在、首都圏を中心にしてコーポラティブハウスは実施されておりますが、一般的にはまだ浸透していない手法だと思います。
家を購入する事は人生において大きな買い物となります。
住宅を購入する時は様々な選択肢があると思いますが、コーポラティブハウスもひとつの選択肢として十分検討の余地はあると思います。