最近不動産ニュースを見ていると、よく見る言葉に「DIY」というものがあります。
「DIY」とはなんのか、本日はDIYについてご紹介したいと思います。

「DIY」は実は略語

「DIY」とは実は「do it yourself」の頭文字を使った言葉です。
意味は「自分自身でやろう」です。

専門業者の方にお願いするのではなく、自分でやろうという事です。
「DIY」という言葉は机、椅子、ベッドを作成することやパソコンを自作することにも使われますので、様々な分野において当てはまります。
自分でやる事で費用を抑える事ができますし、なによりモノを作るのは楽しいですよね♪

机や棚を作るって聞くとお父さんの日曜大工というイメージがありますが、最近では女の子の間でもDIYが流行っています。
その背景としては自分好みの家具を見つけるのに苦労したり、サイズがぴったりの家具がない、ということが挙げられます。
なのでいっそのこと自分で作っちゃえ的な感覚です!
ただ、そんな大がかりな事ができなくても、マスキングテープなどで既存の家具をおしゃれな柄にしちゃうのもDIYですので、誰でも手軽にできちゃいます。

アクセサリーを自分で作るのが流行り、アクセサリーの部品を取り扱うお店が増えたのを思い出しました。
アクセサリーを自分で作成するのもいわゆるDIYですね!ドゥイットユアセルフ!

また、家具類に関してはホームセンターなどでDIYの知識などを教えてくれるDIYアドバイザーを配置している施設もあります。

不動産業界においては、リフォームやリノベーションが流行っており、それと付随して自分自身でリフォームなどをする方も増えております。
また、そのDIYを売りにした賃貸物件も出始めております。

団地再生の取り組みのひとつにDIY

神戸すまいまちづくり公社では1970年代に作られた団地を再生しようとDIYを取り入れております。
普通の賃貸物件では内装など自分自身で変える事は不可能に近いと言えます。
なぜなら内装などはすべてオーナーさんの移行で決まるからです。

ただ、このDIYを取り入れた賃貸物件は自分の好きなように内装を変えることができます。
この取り組みにより古いイメージのある団地に若年層を取り込み、再生させようという考えです。

費用に関しても、1戸当たり40万円まで補助金が出るというなんとも嬉しい内容です。

また、DIY物件を取り扱っている不動産屋さんも増えています。
好きな壁紙を貼れたりするので、オシャレに自分好みの部屋にすることができます。

リノベーションを自分自身の手で!

賃貸物件の場合はDIYができる物件を探さなくてはいけませんが、持ち家の場合は自由です。
リフォームやリノベーションをする場合は大抵の場合は業者の方に頼むと思いますが、それを自分自身で行いたいと考える方もいるでしょう。

ただ、素人がそれをするのは無理がありますので、その場合はワークショップに通うのがいいと思います。
プロの方から教えていただけるので、より自分の好みに合ったリノベーションができるようになりますし、DIYに挑戦しようと考えている方との交流も深めることができますので楽しく学べます。

今回はDIYについてお話させていただきました。
小物からお家のリノベーションまで多岐に渡りますので、自分のできる事から始めて楽しい家作りをenjoyしましょう♪